フラペン|フラップペンシルという新ジャンル

2014/05/30
総合 新製品
強いて言えばリップ付きのシンキングペンシル。ただ、どんなジャンルにも属さないというのが正確だろう。

フラップペンシルという新ジャンル

「テールにリップ? しかも可動式? あ〜また色物ね……」。まあ、そんな風に思う気持ちもよくわかる。なぜなら、僕も同じようにそう思ったから。訳あって、このシーバス用シンキングペンシルについて開発中から知る機会があって、最初に見たときの印象はそんな感じだった。企画倒れのルアーにならないといいけど……、そんな風に少し心配したのを覚えている。

話は少し進み、その後さらに訳あって、僕はこのルアーを発売前に使う機会があった。その訳とはここでは割愛するが、ものすごく釣らせてもらった。極寒の東京湾の某干潟、それはそれはよく釣れた。まあ、いわゆる「良い意味で期待を裏切られた」というやつだろうか。

 

手元に泳ぎが伝わるメリット

最初に投げたときから、僕はこのルアーに対する穿った見方を改めさせられていた。とにかく飛ぶ。イメージ的には邪道のヨレヨレ〜というシンキングペンシルがあるが、あれの85〜90%くらいの飛距離といった感じといったらいいか。ヨレヨレ〜の飛距離を知っている人ならわかると思うが、これはずいぶんな飛距離。コントロール性、安定感はむしろこっちのほうは一枚上手といってもいい感じ。聞くと、例のフラップが飛行中はたたまれるので、空気抵抗がなくなり飛距離、コントロール性が上がっているのだという。

リールを巻いてみると、また新たな発見があった。いわゆるシンキングペンシルとは明らかに違う。リップ付きミノーほどではもちろんないのだけれど、手元に引き抵抗を感じる。ルアーが左右に動いているのを感じる。僕はシンキングペンシルを使うのがあまり得意ではない。泳いでいるのかどうか分かりづらい。これでいいのか? もっと速く巻いたほうがいい? そうこう悩むうちに自信がなくなって、ミノーやバイブブレーションに戻してしまう。しかし、こいつは「泳いでいる感」がある。これならなんとなくモチベーションをキープできる。

 

早速、追加モデルを期待

その他、波動がいままでのルアーとはまったく違う、レンジコントロールがしやすいなど、発売元のマリアによると様々な特徴があるようだが、まあ、それらは特設ページ(http://yamashita-maria.jp/fla-pen/index.html)を見ていただくこととして、僕が感じたフラペンの最大の印象は「リトリーブ時の抵抗感」だった。ちなみに、その後は正規ルートで購入し、かなり重宝している。磯のヒラスズキゲームでも結構ヒットしてくる(腕が悪くキャッチには至らなかったが)。ただ、フックが少し小さいので、ヒラは大きいのが来るとちょっと厳しそう。という訳で、少々気が早いが、ワンサイズ大きいモデルを期待してしまっている。マリアのEさん、ぜひひとつご検討くださいませ。

文=F!編集部

 

MARIA|FLA-PEN S85
タイプ|シンキングペンシル
全長|85mm
重量|15g
カラー|12色
価格|オープン
HP|http://yamashita-maria.jp/fla-pen/index.html