徹底解析|エスクリムにシャローモデルを登場

2015/08/25
新製品
「エスクリムマニア」の編集部員がその性能を徹底解析。写真は119F。

そもそもエスクリムってどんなルアー?

昨秋の登場以降、ジワジワとファンを増やしているシマノのシーバス用ニュースタンダードミノー「エスクリム」。同社の「サイレントアサシン」シリーズと人気を二分するミノーだが、エスクリムは新発泡素材・AR-C SHELLを採用しているのが特徴。従来のソリッド素材ではなく発泡成形の素材、つまり中に空気が多く含まれる素材を採用することで、ボディの軽量化と高浮力化を実現。その結果、重さをウェイト(重心移動式)に集中させることができ、飛距離を稼ぐことができる構造になっている。

 

飛距離のサイレントアサシン、ナチュラルな泳ぎのエスクリム

個人的にはエスクリムもサイレントアサシンも両方よく使用するが、やはりサイレントアサシンのほうが全体の重量が重い分、飛距離は一枚上手、特に風がある状況では、はるかに飛距離が出ると感じている。いっぽうエスクリムはウェイトが軽い分、泳ぎ重視、よりナチュラルなアクションでスレ気味のシーバスやヒラスズキにも効果的な印象を受けている。

 

エスクリム シャロー。119Fと139Fの2サイズ展開

さて、本日ご紹介するのはシマノから新たに発表され、9月に新登場する「エスクリム シャロー」。名前の通りノーマルタイプのエスクリムよりシャローレンジを意識した設計になっていて、リップ形状と角度がノーマルタイプから大きく変更されている。ラインナップは119Fシャロー(119mm)と139Fシャロー(139mm)の2モデル。119F、139Fともにノーマルモデルにあったサイズだが、潜行レンジはそれぞれ119Fシャローが20〜30cm、139Fシャローが30〜40cm。119Fのノーマルタイプ、139Fのノーマルタイプともにレンジは50〜100cmだったので、大幅にシャローチューンが施されているといっていい。

 

シャローといってもサブサーフェスに近いレンジ設定になりそう

個人的にはノーマルタイプのエスクリム自体、サイレントアサシンなどと比較するとボディが軽量なこともあり割とシャロー寄りの設定だと感じている。とすると、今回のシャローモデルはかなり表層寄りのレンジ設定、サブサーフェスミノーとしての位置付けと考えてもよさそうだ。具体的には干潟、河川、さらにはシャローフラットな磯場などが主に使用するフィールドだといえる。もちろん、活性が高い魚、表層を意識した魚であれば、ある程度水深のあるエリアでも活躍してくれそうだ。

 

どんな状況で使うべきか

泳ぎについては、浮力のあるAR-C SHELL採用ということで、ノーマルタイプ同様にナチュラル系のアクションとなりそう。飛距離についていえば、前述の通り風がある状況ではサイレントアサシン、あるいはシャロー系でいえばレスポンダーが一枚上手ということになりそうだが、無風時や追い風の状況であればそれに劣らない飛距離も期待できそう。シャローレンジを控えめなアクションで誘いつつ、飛距離も求めたいという状況では、活躍の場面はかなり多そうな印象だ。

 

フックセッティングは119Fのほうが大物向き?

フックセッティングについては今回も119Fが#4フック×2本、139Fが#5×3本。139Fでの大物狙いなら、フックを#4に変更してもいいかもしれない(139Fのノーマルタイプは#4に変更しても問題なく釣れていた)。値段は119Fが2,538円、139Fが2,700円と決して安くはないが、個人的にも発売されたら早速試してみたい新製品。秋のランカーシーズン、またひとつ注目のルアーが登場した。

文=F!編集部

 

SHIMANO|EXSENCE ESCRIME SHALLOW 119F、139F
サイズ|119mm(119F)、139mm(139F)
重量|14g(119F)、18g(139F)
カラー|10色
価格|2,538円(119F)、2,700円(139F)
HP|http://fishing.shimano.co.jp/product/lure/4233