井上友樹|外洋系マルチロッドを4月に発売

2016/01/18
総合 新製品
磯マル、サーフのヒラメ、ヒラスズキなど、様々なターゲットを狙えるマルチモデルが4月末に発売予定。

外洋の多様な魚をターゲットに

井上友樹さんが自身のブランド・ジャンプライズから外洋の様々な釣りに対応するロッドを4月末頃に発売する。「オールウェイク105マルチ」と名付けられたロッドは、平磯のヒラスズキ、磯マル、サーフヒラメ、青物などに対応した文字通りマルチな使用を想定したモデル。トルザイトリングやシングルフットの元ガイドなどにも注目したいところだが、最大の特徴は中弾性カーボンを使用したブランクスにあり、これまで主流だった高弾性カーボンのロッドとはその点で大きく異なる。

 

魚をかけた後に強さを発揮する中弾性の「曲がる」ロッド

一般的に中弾性カーボンは高弾性カーボンよりも弾性が低く“曲がる”特性を持っていて高弾性ブランクスよりもレスポンスや操作性に劣るとされていた。ただ、井上さんはこれまでの経験を踏まえ“魚をかけた後”のことを主眼に置き、あえて中弾性カーボンを選んでいる。つまり、しっかり曲げてやり取りすることで、フックやラインに余計な負荷を掛けずに、またドラグを介してラインを出す量を必要最小限にとどめ、バラシを最低限にとどめる設計となっている。

 

打率(キャッチ率)2割8分5厘の筆者。状況は好転するのか?

たしかに自分のヒラスズキゲームを考えたとき、バラシの確率はなかなかなものである・・・(もちろん腕の悪さが最大の原因であるのだが)。この冬シーズンはまだヒラスズキを2匹しかキャッチしていないが、それに対してバラシの数をカウントしてみると5回もある。7ヒット2キャッチ。打率(キャッチ率)は0.285という低さだ。まあ、そんな私を引き合いに出すのもいかがなものかと思うが、皆さんも少なかれ磯での釣りではそれなりの打率を誇っているのではないだろうか。筆者については飛距離やレスポンス、感度など高弾性の利点を生かしてヒットさせられた魚もいたのは事実だが、中弾性ロッドを使用することで打率自体は向上すれば、結果的にキャッチ数も増えたかもしれない。ヒット数が5回に下がっても、キャッチ率が5割になれば2.5匹キャッチできた計算になる・・・(と、捕らぬヒラスズキの皮算用をしてみるほど筆者の状況は切迫している)。

 

実際に触れた印象。中弾性カーボンに違和感はさほど感じなかった

中弾性カーボンということで、パワーについて心配されている方もいらっしゃるのではないかと思うが、そちらは下の動画の井上さんのクーラーボックスを使用したパフォーマンスをご覧いただければ納得してもらえることだろう。ちなみに以前、井上さんに実際にこのロッド(テスト段階のもの)を触れさせてもらったことがあるが、中弾性とは思えないほどシャキッとしていたのが印象的だった。その点からいえば、高弾性を使用している人でも違和感なく使用することができるのではないかと思う。発売は4月末頃ということで、春のハイシーズンには間に合いそう。価格も税抜き59,000円とヒラロッドとしてはリーズナブルな部類。筆者同様に打率不振に陥っている方は購入を検討してみてはいかがだろうか?

文=F!編集部

 

JUMPRIZE|ALL WAKE 105 MULTI
長さ|10フィート5インチ
適合PE|1〜1.5号
適合リーダー|20〜35lb.
価格|63,720円

 

井上さんの解説動画