ついに来た! レンジバイブに鉄板モデル登場

2016/05/19
総合 新製品
シリーズ累計200万本を達成した人気シリーズ。 しかし、ネームバリューで売れるほど、いまの業界は甘くない。

レンジバイブ70ESが空前の大ヒット

シーバス史、ソルトルアー史に残る傑作にして、いまなお定番バイブレーションであり続けるバスデイの「レンジバイブ」シリーズ。ヘッド部分を薄くスライスしたような形状がもたらしたストレスない軽い引き心地、クイックなレスポンスは、それまでまでのバイブレーションの流れを大きく変えたと言って差し支えないだろう。港湾・河川など幅広いエリアで使用できる万能性を持つバイブレーションとして定着したレンジバイブは、その後はラインナップ拡充路線を続け、現在では45ES、55ES、70ES、80ES、90ES、100ESと6つのサイズを展開する。さらに近年はアジングモデル、タングステンウェイトを搭載した高比重モデル「レンジバイブTG」なども登場した。

 

レンジバイブのネームバリューで売れるほど、いまの業界は甘くない

さて、そんなレンジバイブファミリーが満を持してメタルバイブのカテゴリーに新作を送り込んでくる。「レンジバイブ70アイアン」。70mmの26g。口先のとがったフォルムがレンジバイブの系譜を感じさせる。だが、バイブレーションというカテゴリーを制したレンジバイブが、そのネームバリューを引っさげて作ったメタルバイブが即定番モデルになれるかというと、そう甘くはない。メタルバイブのカテゴリーは玉石混交の熾烈なシェア争いの真っ只中と言ってよい状況にある。爆岸バイブの登場で幕を開けたメタルバイブブームだが、コアマンのアイアンプレート一強の時代はとうの昔に終わり、ブルーブルーのトレイシー、ダイワのリアルスティールなどが支持を集めている。さらにここ最近はジャクソンの鉄PAN Vibなどの登場で、価格競争の波も押し寄せ、どこが勝つのか依然として先行き不透明な状況だ。

 

1年半に渡る試行錯誤がもたらしたもの

そんな状況だからこそ、バスデイも軽い気持ちで「レンジバイブ」の名を冠したメタルバイブを世に送り出すことはしなかったようだ。レンジバイブの名を残す以上、それはあくまでレンジバイブの泳ぎでなければならない。ボディに鉄板を使用すると当然波動が強まり、微細な波動を出すレンジバイブの泳ぎではなくなってしまう。幾度となく試行錯誤を繰り返した末、レンジバイブらしい泳ぎは達成されたというが、今度はメタルバイブの宿命ともいえるテーリング(ラインのフック絡み)の問題が発生したという。こちらの問題はカルティバのST-47というややマイナーなロングシャンクのフックを採用することで片付けた。これはフック絡みをなくすのではなく、絡んでもオートマチックに外れるという逆転の発想の産物だ。こうして実に1年半もの歳月をかけて“鉄板型のレンジバイブ”は完成した。

 

ダブルミリオンを達成したシリーズのさらなる躍進を担う

シリーズ累計200万本。音楽の世界でもダブルミリオンを達成したのは、チャゲ&アスカの「SAY YES」、安室奈美恵さん「CAN YOU CELEBRATE?」、サザンオールスターズの「TSUNAMI」、SMAPの「世界に一つだけの花」など歴史的ヒット曲に限られる。釣りという限られたジャンルでこの数字を達成することがいかに困難なことかご理解いただけるだろう。ちなみに日本の歴代シングル売上記録(CD、レコード)第1位は「およげ!たいやきくん」の454万枚。レンジバイブ70アイアンのヒット次第では、決して夢の数字ではないかもしれない。

 

BASSDAY|RANGE VIBE 70 IRON
全長|70mm
重量|26g
フック|ST-47 #8
カラー|12色
価格|1,382円
HP|http://www.bassday.co.jp/a_products/saltplug/rv_iron/rangevib_iron.html