ダイワ|ふたつの常識外ヒラメルアーを発売へ

2016/07/14
総合 新製品
最大飛距離92mを記録したサーフブレイカー95S。ジャンプライズのぶっ飛びくんの強力な対抗軸となりそうだ。

空前絶後。最大飛距離92mのシンペンと・・・

ヒラメからマゴチへとターゲットがシフトしていくこの時期のサーフシーン、皆さん釣果はいかがだろうか。各メーカー、本年下半期に向けて新たなサーフ系の商材を発表しているが、中でもこのカテゴリーにとりわけ力を入れてきているのがダイワだ。現段階でふたつの強力な新ルアーを発表し、やる気満々なのだ。

 

平均飛距離87.9m。「サーフブレイカー95S」

ひとつめは今月発売される「サーフブレイカー95S」。飛距離重視のヘビーシンキングペンシル、95mmで固定重心、ワイドテールスライドアクション。ピンときた方もいると思う。サーフでも実績の高いジャンプライズの「ぶっ飛びくん」と真っ向から競合するルアーだ。少し体高がある点もぶっ飛びくんに似ているが、このルアーの真髄は圧倒的な飛距離にある。ダイワのテストによると最大飛距離はなんと92m、平均飛距離87.9mを記録しているという。

 

「ぶっ飛びくん」との違いは?

ウェイトは30g。28gのぶっ飛びくんよりも2g重い。ボディ上部(背中側)から見たフォルムは、ぶっ飛びくんと大きく異なる。ぶっ飛びくんはラインアイのあたりが非常に薄く作られ、全体的にテール寄りにボリュームを持たせた形状になっているが、サーフブレイカーは中心より少し前にボリュームを出した形状。写真を見ると、全体的にぶっ飛ぶくんよりもファットな印象を受ける。下部がえぐり取られたようにシェイプされているのも特徴で、体高のあるボディと相まってフラッシングが強そう。フラッシングと大きなテールスライドアクション、いかにもアピール重視のルアーという印象だ。

 

ワイドリップの「サーフハリケーン90S」

ふたつ目は9月発売予定のヘビーシンキングミノー「サーフハリケーン90S」。90mmで、こちらも固定重心の30g。特徴は商品名にもなっている“ハリケーン”のようなアクションを生み出すという独自の広角リップ。これは同社から今月発売される小沼正弥さん監修のシーバス用ルアー「セットアッパー125S」に搭載されたリップに非常に近い形状だが、とにかく水押しが強く、泳ぎ・波動ともに強力な仕上がりになる。従来、ヘビーシンキングミノーというと、飛ぶけれど泳ぎはイマイチ、ダラダラしていて泳ぎに切れがない、結果フラットフィッシュへのアピール力に欠けるというものが多かったが、サーフハリケーンはこの点、このタイプのルアーの弱点を大幅に改善しているルアーだといえそうだ。

 

“飛距離番長”にはしない。ダイワの奥の手

飛距離については最大78.5m。この手のルアーとしては最高クラスとえる。遠浅サーフから急深サーフまで様々なタイプのサーフでこの飛距離が武器となりそうだが、アクションが強いので、単純に広範囲を探るだけということにはならなさそう。アングラーを中心として扇状に探る場合、飛距離を出せば出すほど、1キャストでカバーしなければいけない面積が必然的に増える。それゆえに遠い場所では獲り逃す魚も多くなりがちなのだが、サーフハリケーンは強波動ゆえにアピール力が大きく、カバーすべき広範なエリアから魚を寄せられる可能性が高まる。

 

ヒラスズキや磯マルにも良さそう

サーフブレイカーとサーフハリケーン。どちらも「飛距離」という共通の目標を掲げつつ、それぞれに個性を持たせた仕上がりになっているといえる。厳密には飛距離と泳ぎを高い次元で両立させつつ、どちらに軸足を置いてバランスを取るかという問題なのかもしれないが、両商品とも2016年下半期のサーフシーンに新しい可能性を与える起爆剤となりそうだ。個人的には少し気が早いが、秋から始まるヒラスズキシーズンにサーフブレイカーを使ってみようと思っている。そちらの結果は、またご報告したい。

文=F!編集部

 

ダイワ|フラットジャンキー サーフブレイカー95S
全長|95mm
重量|30g
フック|ST-46 #4 ×2
価格|1,944円
HP|http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/fj_surfbreaker/index.html

 

ダイワ|フラットジャンキーサーフハリケーン90S
全長|90mm
重量|30g
フック|ST-46 #4 ×2
価格|1,944円
HP|http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/fj_surfhurricane/index.html