釣果絶対主義|真冬のエギング3大重要論点

2016/02/05
総合 テクニック
ローカルエキスパートが皆さんにアドバイス。厳冬期に釣果を出すために知っておきたい最重要知識とは。

文=野中功二

水温が急激に下げる2月。確実に釣れる場所とタイミングを見つける

完全に冬モードですが、皆さん釣果はいかがでしょうか? 私のホームのでは、1月後半から水温が下がり、現在は安定し始めていますが、今シーズンは水温の下がり出しが遅く例年の季節パターンが後ろにずれ込んでいます。単発ではありますが、1月前半に1500gサイズが混じり数釣りできたこともありましたが、2月は水温も下がりきるカタチとなり、それなりに厳しいシーズンを迎えています。1月前半に良い釣りができたので、今年の春はデカイカの期待・・・と思う矢先の黒潮の蛇行で水温低下になりました。冬の海に早変わりといったところでしょうか。やはりこれからのシーズンは、ポイントや潮流を読み違えるとノーバイト・ノーフィッシュ(ノースクイッド?)となることが頻繁になります。

 

【論点1】シャローかディープか?

さて、ここからは2月のメソッドについて解説していきたいと思いますが、今回もキーワードをピックアップしながら、順にご説明していきます。まずは最初のキーワードはポイント選びに関わる部分、「水深」です。これまでのシーズンは水温が高かったこともあり、浅瀬(シャロー)に回遊してくる個体を狙い早いテンポで釣果を出す形が効果的でしたが、水温の低下とともに水温の安定する深場に徐々にアオリイカは落ちていきます。アオリイカは水温の乱高下を嫌い、水温の安定した場所に集まる傾向があります。水深の浅い場所は冷たい風の影響で水温が下がりやすく安定しづらいのに対し、水深のある所は冷たい風が吹いていても風の影響を受けず水温が安定します。ですので、これからのシーズンは特にこうした水温の安定する深場で釣りをすることが、釣果をアップさせるのに重要になるのです。よって、私は水深のある場所をメインに、特に浅瀬が隣接する深場のポイントを第1に選択するようにしています。

 

【論点2】水温は上昇傾向か、下降傾向か、横ばいか?

このようにこの時期、水温と水深に密接に関係していると考えますが、つづいては水温についてもう少し具体的に考えていきましょう。今シーズン、これまで浅場で釣果があった水温は17~20℃台、17℃台を下回り水温が“不安定”になってきた場所ではやはり釣果は激減してきました。注目したいのは水温が不安的になると、途端に釣果が落ちることです。現在の水温は14~17℃ではありますが、15℃でも13℃でも水温が安定すれば釣れます。今後は13℃台まで水温が低下すると考えますが、例年、水温が安定しているポイントではアオリイカの反応はあります。

 

【論点3】風向きはどうか?

ここで意識したいことがひとつあります。それは「風」です。私の地元の伊豆では、西寄りの風が吹くと水温が下がり、東寄りの風が吹くと水温が上がる傾向にあります。あるエリアでは南風が吹くと急激に水温が下がり、北風で水温が上がるという話もあるそうです。これからのシーズンは前述したようにわずかな水温の変化で釣果が落ちやすく、反面水温が安定していれば意外とチャンスの多い時期です。こうした風の向きにも注意することで、釣果はアップしてくると思いますので、ぜひ皆さんも釣行エリアの「風」と「水温」の関係に注意してみるとよいと思います。ちなみに、私はこの冬の時期、北東風(地元で言うナライ)が3日以上吹き水温が少し上がれば、好機と考えて出撃します。ぜひこのあたりも参考にしていただけると幸いです。

 

野中功二
おそらく伊豆エリアで年間を通して一番エギングをしている人。豊富な経験とスキル、情報網を持ち、有名プロアングラーからも絶大な信頼を寄せられる。伊豆烏賊人(いずいかんちゅ)所属。

 

使用タックル
[ロッド] ゼスタ|クラウドサーフ90、ウィードコースト80
[リール] シマノ|バンキッシュ3000SDH
[ライン] デュエル| アーマードPro 0.6号
[リーダー] デュエル|エギングリーダー 2.5号
[エギ] デュエル| EZ-Qキャスト 3.5号
[エギ] デュエル| EZ-Qキャストラトル 3.5号 
[エギ] ヨーヅリ|パタパタQ 3.0号
[エギ] ヨーヅリ|アオリーQ エースラトル 3.5号