高橋慶朗|「ヒラメレポート」7月編

2014/07/07
総合 テクニック
梅雨空け前後のヒラメゲーム。高橋慶朗さんの狙いとは。

文=高橋慶朗

注目すべきは「ヘッドランド」

ジメジメした日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか? 私のホームの常磐エリアは水温も安定してきて、頻繁にカタクチイワシが接岸する季節になりました。この時期になるとシロギス、アジなんかもサーフに入ってくるので、ヒラメもこれらのベイトを追ってサーフに。いよいよ最盛期に突入します。

この時期に私が注目するポイントは「ヘッドランド」。海岸から沖に向かって伸びる「キノコ型」の防波堤のようなものですが、本来は砂の流出、海岸線の浸食を防ぐために作られたもの。このヘッドランドがなぜポイントになるかというと、それはその際に離岸流が必ず存在するから。ヘッドランドの左右には敷石のような基礎が設置され、その先で水深が急激に深くなっていて、そこに沖に向かう速い流れが走っています。前回もお話しましたが、離岸流はヒラメにとって流れてくるベイトを待ち構えて捕食する最高の場所ですが、その理論がヘッドランドにもそのまま当てはまる訳です。

 

足下を走る離岸流を丁寧に探る

ただ、ヘッドランドにはさらなるメリットがあります。それは、離岸流のすぐ真横から釣りができるということ。基本的にヘッドランドの上から狙うことになりますが、足下にすぐ離岸流があるので、正確に、じっくり、沖のほうまで狙うことができます。狙うタイミングとしては、敷石が露出して離岸流の一歩手前までいける干潮時が理想です(敷石は滑りやすいので注意が必要)。釣り方としては足下を走る離岸流の上流側にルアーを入れて、沈ませながらルアーを離岸流に乗せながら流していきます。特に狙いたいのは、前回もお話した離岸流のカケアガリ。足下と離岸流の中心を挟んだ反対側にあるので、ここは丁寧に探りたいですね。

ルアーはダイワ|ダッグフィンシャッドRダイワ|ヒラメタルを多用しています。どちらもヒラメ専用で、離岸流の中でも浮き上がりづらく、ボトムをしっかり探れるので、ねちっこく狙ってもらいたいですね。ちなみに、今回紹介したメソッドは、正確なキャストや飛距離を要求される釣りではないので、初心者の方にもおすすめですので、ぜひ試してみてください。なお、震災後、茨城エリアでは立入禁止になっているヘッドランドがあるので、そこには立ち入らないよう十分注意してくださいね。