ファンキー山岡|ヒラスズキ万感 7月編

2014/07/24
総合 テクニック
ファンキー山岡さんがシーズンオフに思うこと。

シーズンオフに思うコト

いよいよ7月。一年の折り返しですね! 磯のヒラスズキゲームに関するコラムを執筆させてもらっている訳ですが、この7月と言えばシーズンオフの季節。そこで今回は「安全」についてちょっと語らせてもらえたら嬉しいです。

 

安全な立ち位置を見極めたい

サラシを観察して、どこにヒラスズキが定位し、どこを見ていて、どこで食わすか。これは僕が提唱し続けている磯ヒラスズキゲームの「コースマネージメント」論。「サラシ+流れ」とか「サラシ+根」など、複数の要素を絡めてコースマネージメントを楽しむ訳ですが、同時に「どこでファイトして、どこでランディングするか」ということも実は非常に大切。分かりやすく言えば、どの立ち位置が安全な釣り場かということ。安全な立ち位置を決めるには、すぐにそこに立たず、しばらくポイントを観察することに尽きます。波やウネリに襲われないか? オバケ(たまにやってくる巨大な波)が来たときにヒットしないか? それをしっかり見極めてからポイントに立つことがとにかく重要です。

 

熱中症の怖さ

あと、この時期の注意点としては「熱中症」が挙げられます。低気圧なんかを撃ったり、台風の影響のウネリを撃ったりする場合は、この熱中症にとにかく注意が必要。歩いて歩いて進軍するのが地磯のヒラスズキゲーム。しかも、ものすごい集中力でやるもんだから、気がついたら熱中症なんてことも結構あるそう。地磯の先端でひとりで熱中症になっている自分を想像してみてください。防水のスマホを念の為に入れた防水ケースから震える手で出しても、「そこ」まではアノ白い車は助けに来てくれないんです。時計の針が6時を回ればもう熱中症との戦い。注意が必要です。

 

経験を積んだ者こそ自然に謙虚でありたい

ちなみに僕の大先輩たちは全員、この時期はすでにシーズンオフしています。それは歩き進軍するこの釣りが熱中症を引き起こす危険を熟知しているから。磯のヒラスズキゲームは、自分でブレーキを踏める者のみに許された釣りであるように思います。「俺は鍛えてるから大丈夫」ではなく「経験を積んでいるからこそ自然相手に謙虚に」、そんなアングラーでありたいと僕はつくづく思うのです。

 

ファンキー山岡
ヒラスズキ釣りのスペシャリスト。サラシ、波、流れ、ストラクチャーなど、複合的な要素をインプットし、そこから理想的なルアーのトレースのコースを導きだす「コースマネージメント論」が多くのアングラーに支持される。