辻本ナツ雄|キジハタ夏期講習 第4回

2014/08/25
総合 テクニック
キジハタは臆病な魚。彼らのキモチになって釣ってみよう。釣りも相手の立場になって考えることが大切です。

ジャーク&スパイラルフォールで誘う「スパッシュ」

こんにちは。辻本ナツ雄です。さてさて、キジハタ夏期講習もいよいよ今回で最終回ですが、最後にご紹介するのは「スパッシュ」というテクニック。特殊なワームをジャーク&フォールさせるテクニックで使用頻度も非常に高いので、ぜひマスターしてみてください。

 

【リグの作り方】ベビークローバグの脚とハサミとお尻をカットします

まずはスパッシュの作り方についてご紹介していきます。スパッシュはベビークローバグ(オフト)というワームの脚とハサミとお尻をカットしたものを使いますので、まずはこれを用意します(写真)。あとは、これを5〜14gのジグヘッド(オフト|キラーヘッド)に装着すれば完成となります。

 

【誘い方】2段〜3段のシャクリからフリーフォールさせます

続いては使い方のご説明です。スパッシュはジグヘッドとワームをダートさせてリアクションで食わせるテクニックです。エギングの2段〜3段シャクリの要領で、数回竿先を上下させながら上方向にロッドをシャクリ上げ(リールを巻きながら)、そこから一気にフリーフォールで落としていきます。

 

【フォールについて】しっかり糸フケを出してフリーフォールさせます

コツはこのフォール中に糸フケをしっかり出すこと。スパッシュはフォール時にスパイラルフォールするのが特徴なので、この動きをしっかり出してやるためというのがひとつ目の理由。ふたつ目の理由は、誘いの回数を稼ぐためです。つまり、テンションフォールではフォール時に手前に(アングラー側に)仕掛けが移動してきてしまうので、誘いをかけられる回数が減ってしまうのです。この点、フリーフォールならフォール時に仕掛けが手前側に来ないので、ワンキャストで何回も誘えるという訳です。

 

【コツ】キジハタは臆病な魚。彼らの気持ちになって釣ってみてください

アタリの出方については、キジハタはフォールで食ってくることが多いので、フォールさせて次上げようかなとした時にコツっとくることが多いです。これはスパッシュだけでなく、スイムキルやクラッキングについても言えることですが、キジハタは非常に臆病な魚なので、目の前でルアーが止まったとき「行こうか行くまいか」「食おうか食うまいか」躊躇しているんです。そこで「どうしよう、どうしよう」って思っているときにルアーがフッと動くと思わずバイトしてしまうんです。そういう意味でも、誘いの回数を多くするというのはキジハタ釣りでとても大切なんです。

 

【最後に】

ということで「辻本ナツ雄のキジハタ夏期講習」全4回、これにて閉講とさせていただきます。毎度、最後にこのお話をさせていただいていますが、キジハタは絶対数が多くない魚です。今後この釣りを次の世代に引き継いでいくためにも、ぜひ25cm以下の個体のリリースにご協力よろしくお願いします。それでは最後までご覧頂いた皆さん、どうもありがとうございました。ぜひ、またお会いしましょう!

 

辻本ナツ雄
キジハタゲームを世に広めたパイオニア。瀬戸内エリアをホームとし、ロックフィッシュゲーム全般を得意とする。毎年考案・発表するテクニックにも多くの注目が集まる。愛称は「ポッキン」。

 

スピニング用タックル
[ロッド] オフト|スモーキー ギブス73S 
[リール] シマノ|BBXハイパーフォース2500DXG
[ライン] バリバス|ハイグレードPE 1.5号
[リーダー] バリバス|VEPショックリーダー20lb.

ベイト用タックル
[ロッド] オフト|スモーキー ギブス78Bスモーキー ギブス73S 
[リール] シマノ|エクスセンスDC
[ライン] バリバス|ハイグレードPE 2号
[リーダー] バリバス|VEPショックリーダー20lb.

 

[バックナンバー]
辻本ナツ雄のキジハタ夏期講習 第1回
辻本ナツ雄のキジハタ夏期講習 第2回
辻本ナツ雄のキジハタ夏期講習 第3回