スプーンとワームを使うアジング新メソッド

2014/09/04
総合 テクニック
スプーンとワームを組み合わせて使うまったく新しいアジングメソッド。

文=奥津剛

新メソッド「アジスプ」をいち早くご紹介

残暑厳しい日が続いたかと思ったら、急に気温が下がり秋めいた気候に様変わりしていますが、ライトゲームフリークである私は現在開発中の最新リグのテストで毎晩アジングを楽しんでいます。そのアジングですが新提案の「アジスプ」というリグで連日好釣果が出ていますので、今回はそのメソッドをいち早く公開させていただこうと思います。

 

スプーン単体ではなく、スプーンの動きをワームに伝える。

アジスプとはゼスタのフィールドテスターである一瀬(いちのせ)氏が考案したリグで、スプーンの釣りを得意とした経緯からアジングに応用し現在に至っています。まずこの釣りはアジをスプーン単体で釣るメソッドではありません。スプーンはゆっくりしたフォール姿勢、リトリーブすると左右にウォブンロールする特徴を持っています。このアクションはアジにも有効ですが単体ではアクションが強すぎる傾向にあります。そこでスプーンはティーザー、ワームをトレーラーとして使用したリグをアジスプと称しています。リグの詳細は下の写真をご覧ください。

 

有効な場所は?

スプーンは5~10gまでのラインナップがあり、遠投が効きますので広範囲に攻めたい大場所や水深のある堤防やサーフ、磯場など幅広いエリアをカバーすることができます。常夜灯の明暗の境や沖のブレイクラインなどもトレースすることができるため広範囲のアジを寄せて食わせることが可能となります。

 

アクションは?

アジスプのアクションはいたってシンプルかつ簡単で一定のレンジでのタダ引きかゆっくりとしたリフトフォールのメソッドで探っていきます。今までジグヘッド単体の釣りではシェイキングアクションやL字釣法と言われるロッドアクションを行ってアジの食い気を誘っていましたが、アジスプではただ巻くだけで似たようなアクションを発生させることができてしまいます。さらにスプーン特有の形状によりレンジキープが非常に得意であるため、「アジはタナを釣れ」と言われているように細かいレンジに探りを入れることができます。

 

スプーンを動かすタックル選び

使用するロッドは現在開発中のブラックスターTZ チューンドS66やブラックスターS68(http://xesta.jp/rod/blackstar.html) などのチューブラーロッドが扱いやすくおすすめです。ソリッドティップでも問題ありませんがチューブラーロッド特有のトルクのあるベリーでスプーンが受けた水流をつかみトレーラーのワームへとアクションを伝達させづらいように感じます。ラインは基本はPEラインの0.2~0.4号、リーダーはフロロの2号を1m、近距離戦ならフロロラインの3lbにリーダーをフロロの2号を1m接続することをおすすめします。
次回は実釣を交えたアジスプの奥深い世界をご紹介しようと思いますので、ご期待ください!

奥津剛
大学・大学院で培った魚の生態学的知識を釣りにフィードバックするロジカルなフィッシングスタイルに定評。現在はルアーフィッシングメーカー、XESTAで新製品の開発に携わる。

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