奥津剛|最新メソッド「アジスプ」を詳細解説

2014/09/19
総合 テクニック
スプーンとワームを使用する注目のアジング最新リグ。

文=奥津剛

この秋のトレンド「アジスプ」とは何なのか

前回ご紹介した新釣法・アジのスプーンリグですが、私の住む伊豆半島でも着実に結果が出てきておりますので、今回は実釣した経験を交えて有効なテクニックやシチュエーションをご紹介していこうと思います。まず最初にアジスプを始めるに当たり必要なものがいくつかありますので、そこからご説明しましょう。スプーン以外に必要なものはこちらです。

  • フロロリーダー2号
  • 自動ハリス止め付きスイベル(極小サイズ)
  • ソフト夜光玉(3号サイズ)
  • フック(袖等のストレートシャンクのもの)

 

リグのセット方法

上記の装備が整えばどこでもアジスプゲームを楽しむことができます。比較的安価で手に入るもので十分です。小物ケースなどでひとまとめにしておくと暗い夜間でも簡単にリグを作成できます。手順はまずメインラインにリーダーを結びます。続いてリーダーにスプーンを通し夜光玉2個を通しスイベルへ接続します。夜光玉は2個接続するのがキモでトレーラーとなるワームをよりナチュラルにアクションさせるのに役立ちます。あとはスイベルの下にハリスを結びフックを装着すれば完成!なお、ワームのセットについてですが、フックポイントが少し下に来るようにワームをハリス部分へこきあげるとフッキング率が向上します。

 

使い方の解説

リグがセットできたらいよいよポイントに向かってキャストします。キャスト後リグが着水する寸前でラインを止めサミングすることでトラブルを防ぐことができます。そのあとはテンションをかけてリグをカウントしながら落とし込んでいきます(テンションフォール)。あとはゆっくりとリールを巻いていくだけ。なお、フォール中に違和感やバイトを感じたらそのレンジを覚えておくことが大切。次のキャストではそのレンジを集中的にリトリーブしてきます。

 

アワセはスイープに

バイトがあったら慌てずにスイープにアワセを入れます。瞬発的なアワセはバラシの原因となりますのでスイープにアワせれば問題ありません。その後は一定のスピードで巻きアジの引きをお楽しみください。

 

伊豆での有用性

私の住む伊豆半島はアジの回遊性が強く一カ所に定位することが少ないため広範囲を探りアジの居場所を見つける作業を繰り返します。このときアジスプならジグヘッド単体では捕捉しきれない沖を回遊するアジに非常に有効にアピールすることができ、潮通しの良い沖向きの堤防や河口などで好釣果が出ています。さらに強風時などジグヘッドが安定して使用できないときに効率的にアジをヒットに持ち込むこともできています。とはいえ、まだまだ未開拓な部分が多々あると感じているのも事実。今後もアジスプの可能性を追究していきたいと思います。ちなみに、アジスプはゼスタから9月下旬に発売予定。興味のある方はぜひお試しください。

奥津剛
大学・大学院で培った魚の生態学的知識を釣りにフィードバックするロジカルなフィッシングスタイルに定評。現在はルアーフィッシングメーカー、XESTAで新製品の開発に携わる。

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