渡邉長士|秋のショアマサゲーム完全攻略

2014/09/29
総合 テクニック
撮影中にキャッチした93cmのヒラマサ。当日はこの他に80cm台後半もキャッチ。ベイトが岸寄りに異常接近したこの春のX-DAYだった。

「THE MISSION」のロケで釣った93cm

いよいよ秋らしくなって、シーバスもアオリイカもベストシーズンに突入しているが、大物狙いのアングラーが忘れてはいけないのが岸から狙うヒラマサ(ショアマサ)ゲームだ。10kgオーバー、20kg級のビッグワンが出やすいのがこの秋シーズン。楽しみにしているアングラーもいることと思うが、今回は先日FISHING STATION!で93cmの大型を釣り上げた渡邉長士さんに秋シーズンの狙い方についてインタビューをしてきた。

 

FISHING STATION!編集部(以下、F!) 先日は93cmのビッグヒラマサを釣っていただいてありがとうございました。実はあの日はもう1本、計2本ヒラマサを獲っていたんですよね。

渡邉さん(以下、渡邉) はい。実は80cm後半をもう一匹。まずその魚を釣って、そのあとに公開された93cmを釣りました。ほんと、あの日はスゴかった(笑)。途中、移動しようか迷ったんですけどね。あそこで粘ってほんと大正解でした。

F! そうですね。あのときは渡邉さんの釣果を見てやってきたアングラーさんもいいサイズを釣られていましたしね。あんな状況でビデオを回せてラッキーでした。

渡邉 海も荒れて、天気も雨でしたからね。割と広いポイントに3人だけ。全員安打でしたね。

 

釣果にバラツキがないのが秋シーズンの特徴

F! 秋のハイシーズンも間もなく始まりそうです。

渡邉 僕の住んでいる外房はいま来ている台風が抜けたら、ぼちぼち始まるんじゃないかと思います。毎年、早ければ9月中に、だいたい10月には魚が入ってきて12月くらいまでいいシーズンが続く感じです。

F! 春と比べて秋はどんなシーズンなのですか。

渡邉 春はカタクチイワシの接岸によって釣果に大きなバラツキがあります。イワシが寄っていればそれこそ先日公開された動画のように辺り一面鳥山になって、ヒラマサも岸近くまで寄ってきます。でも、カタクチがいないとサッパリ。魚がいないので、どんなに頭を使っても、どんなに試行錯誤しても釣れません。その点、秋はベイトがカタクチイワシに限定されないのが特徴です。

F! どんなベイトがいるのでしょうか。

渡邉 アジとかワカシとかです。この種の魚、特にアジなんかはカタクチイワシなどと違って、接岸してまたすぐ抜けてしまうってことがそれほどありません。一度入ったら割としばらくいてくれます。そのため、一度ベイトが入るとそれに付いているヒラマサもすぐに抜けてしまうということがあまりないんです。そういった意味で、秋は釣果の日ムラが少ないと言えると思います。

F! なるほど。サイズはいかがですか?

渡邉 夏場は2〜3kgの小型が多いのですが、秋はサイズがグンと上がります。10kgを超えるサイズも出ます。そういった意味でも秋シーズンはサイズも数も安定して狙える一年で最もいいシーズンだといえると思います。(次回に続く)

 

渡邉長士
外房を拠点にライトゲームから大型回遊魚狙いまで幅広い釣りを楽しむ。先日公開された「THE MISSION」では最終回に93cmのビッグヒラマサをパワーファイトでキャッチした。次回は秋のヒラマサゲームのポイントやタックル等について解説 

【後編はこちらからどうぞ】
http://www.fishing-station.jp/news/sougou/detail.php?id=260