高橋慶朗|ジョイクロシーバス超入門

2014/09/29
総合 テクニック
ダイワとガンクラフトのコラボレーションモデル。写真は高橋さんのおすすめカラー・クラッシュナイト。

高橋慶朗さんが教えるベイト別の使用法、おすすめカラー

この秋、ビッグサイズのルアーにシーバスアングラーの注目が集まっているが、やはり最注目なのはダイワとガンクラフトがコラボレーションした「ジョインテッドクロー178F/178S」だろう。元祖S字系ジョイントビッグベイトにダイワの人気カラーを塗装したメーカーの垣根を超えたルアーになっているが、今回は高橋慶朗さんにルアーの特徴や使用法などを聞いてみた。

 

FISHING STATION!編集部(以下、F!) お疲れ様です。高橋さんのホームの涸沼も徐々に調子が上向いてきたようですね。

高橋さん(以下、高橋) そうですね。ただ、まだまだ本調子ではないんですよ。日ムラがまだまだある状況です。これから10月中旬〜11月のピークに向けてどんどん良くなっていく感じですかね。

F! 今回は涸沼でも実績ありというあのルアーについてお話を伺っていきたいと思います。

高橋 ジョイクロですね?  

F! はい(笑)。早速ですが、ジョイクロは涸沼みたいにボラがベイトになっている場所なんかにピッタリな感じですよね。

高橋 はい。涸沼に限らず20〜30cmくらいのボラに付いた大型のシーバスを狙うのにまさに最適ですね。やっぱり、そういうベイトのときって小さいルアーには見向きをしないので。魚は確実にいる、しかもデカい。でも食わないって状況あるじゃないですか。そんなときに使ってもらいたいルアーです。

 

ボラがベイトのときは「レンジ」に注意

F! 高橋さんはどんな使い方をされてますか。

高橋 基本はスローなただ巻きですが、「レンジ」をすごく意識して使っていますね。特にこれから水温が下がってくると、ベイトのレンジもシーバスのレンジも徐々に下がっていきますが、ボラを捕食しているシーバスはレンジがズレているとサッパリ反応しなくなりますので。表層から順にカウントダウンして丁寧にレンジを刻むのが大切ですね。

F! ただ巻き以外はどうですか。

高橋 これはかなり実績がある釣り方ですが、ゆっくり引いてきた後にフッとリーリングを止めるパターンがあります。こうすると、左右に頭を振りながらS字を描いて泳いできたルアーが頭を左右どちらからに向けたまま流れていくんです。これは、ハマることの多いパターンですね。

 

落ちアユパターンは巻いたらダメ。コノシロパターンでは群れの下を通す

F! ボラ以外にはどんなベイトがいるときに効果的でしょうか。

高橋 落ちアユ、コノシロなんかがベイトのときにもいいですね。

F! どんな使い方をしていますか。

高橋 落ちアユのときはとにかく「流す」ことです。巻いてルアーの頭を上流側に向けたら食わないので、とにかく流します。コノシロのときはボラと同じで「レンジ」を合わせるのが大切です。コノシロって群れがタテに長くなっているのですが、この群れの下を通すとデカい魚がヒットしてきます。上のレンジから探ってきて、巻いていてコノシロがコツコツとルアーに当たらなくなるレンジを見つけます。あとはその層を徹底的に探っていきます。

 

おすすめカラーはクラッシュナイト

F! 大きいルアーですが、狙い方は繊細なんですね。

高橋 そうなんです。

F! では最後に、今回は6色展開とのことですが、高橋さんのおすすめカラーをひとつ教えてください。

高橋 どれも人気カラーなので、正直迷いますね(笑)。やっぱりソルト専用カラーなので、どれもシーバスの反応はいいんです。ただ、ひとつ挙げるとしてら「クラッシュナイト」というカラーですね。海から入ってきたばかりのシーバスはパール系とか派手なカラーへの反応がいいのですが、少しするとプレッシャーがかかったりしてそういったカラーに反応しなくなるんです。特に大型魚はそれが顕著です。そんな魚に効果的なのがこのカラー。ブラックのボディにベリーがイエローになっていますが、カラーでなくシルエットで魚を誘うので、警戒心の強い個体に特に効果がありますね。11月初旬の発売を予定しています。皆さん、ぜひご期待ください。

F! ありがとうございます。

高橋 こちらこそありがとうございます。

 

高橋慶朗
数多くのランカーシーバスをキャッチしてきた実力派アングラー。スズキ釣りの世界記録保持者(20Lbラインクラス。107cm、9.50kg)