抱かない見えイカを抱かせる6つの方法

2014/10/01
総合 テクニック
「追ってくるのに抱かない」状況で池内修次さんが実践していること。

文=池内修次

秋シーズンの「抱かないイカ」対策

こんにちは。池内修次です。秋イカもいよいよ最盛期に突入して各地からいい釣果が聞こえてくるシーズンになりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回はエギを追ってくるけどなかなか抱かない、そんな秋にありがちなパターンへの対策について書かせてもらおうと思います。

 

【テクニック1】 テンションフォール → フリーフォール

沖にエギをキャストして手前までシャクってくると、イカが微妙な距離感を保ちながらエギを見ている。そんな状況でまず最初にやるのは、テンションフォールからのフリーフォール。エギをシャクリ上げてテンションフォールをさせながらエギに注目させておいて、フッとラインテンションを抜いてエギを一気に沈めます。やる気のあるイカはまずこれでエギを抱いてきます。

 

【テクニック2】 ステイ

テク1でダメな場合、つまりフリーフォールするエギを追うけど乗らない、または追いもしない場合は、フリーフォールで沈めた状態から再びシャクリ上げて、今度はピタッと止めます。いわゆるステイですね。やはり止まっているものは狙いを定めやすいので、躊躇していたイカがこのステイ中にエギを抱いてくることも結構あります。

 

【テクニック3】 エギの大きさをワンサイズ下げる

テク2でもダメなときにはいくつか方法がありますが、一番手っ取り早い方法はエギのサイズを下げることですね。イカが足下から離れてしまわないうちに素早くエギをチェンジして狙います。

 

【テクニック4】 ブラインドゾーンへエギを入れる

テク2でダメなときのもうひとつの方法はエギがブラインドゾーンに入れる方法です。これは水深のある釣り場でのメソッドで、テク2のステイの状態から再びフリーフォールでエギを沈めていきますが、今度はエギが見えなくなる深い場所(ボトム)まで沈めます。そこから中層まで一気にシャクリ上げて再びフリーフォールさせます。ここでアタリが出ることが多く、ラインがピタッと止まれば、それがアオリイカのバイトです。ブラインドという意味では15mくらい沖にエギをキャストし直して狙うのもいいですね。人間を警戒しているイカも多いですし、毎日エギを見ているスレたイカにはこういった釣り人から見えないような場所にエギを入れてやるのがとても効果的です。

 

【テクニック5】 イカ同士を競わせる

最後のテクニックはイカが1杯しかついてきていないときのテクニックで、イカ同士を競わせる方法です。イカが1杯しかついてきていない状況ではサイトでいくら頑張っても最後まで食わないパターンが大半です。これに対して2杯以上イカがいるときはイカ同士が競い合うので、しっかり誘っていけばどれかが釣れます。つまり、1杯しかイカがいないときは、そこにいるイカの数を増やすことが効果的なのです。そこで、そんなときはフラッシングの強くアピール力の強いマーブルやゴールド、シルバー等の下地のエギをセレクトして、周囲からイカを寄せてくるといいですね。

 

【テクニック6】 諦める

それでもダメなら、最後はキッパリ諦めることです。諦めるということも大切なテクニックで、いくらやっても釣れないイカを狙って時間の無駄になるだけです。そんなときは潔く諦めて、もっと釣りやすい個体を狙ってみるのが正解といえます。以上6つのテクニックをご紹介しましたが、どれも簡単に実践できるものだと思います。この秋シーズンにぜひ早速お試しください!

 

池内修次
エギング歴23年。紀伊半島を中心に攻めのエギング実践。各種ジャークを駆使した派手なスタイルに憧れるアングラーも多い。デュエル、ヴァガボンドテスター