奥津剛|今年はメッキゲームの当たり年!

2014/10/08
総合 テクニック
「トップ」と「ボトム」を攻め分けることで格段に釣果がアップする。

ライトタックルでGTの幼魚を狙う

秋といえばメッキゲームですね! 私のホームの伊豆半島でもメッキをターゲットとした大会が開催される程人気のターゲットであり、何より日中に誰でも手軽に狙えるところや追いかけて来てもなかなかフッキングしないという難しさがクセになり、ついつい熱くなってしまうライトゲームの代表的なターゲットです。

 

今年はメッキの当たり年?

メッキとはギンガメアジやロウニンアジ、カスミアジの幼魚の総称で太平洋沿岸に夏季から秋季にかけて回遊し水温の低下と共に死滅してしまういわゆる死滅回遊魚です。近年アングラーの増加により釣れなくなってきたとささやかれていますが、本州に回遊するメッキは年魚で極寒の季節になると死滅してしまうため、年による多い、少ないによって釣果が影響されているように感じます。今年は全体的にメッキの魚影が濃く比較的イージーに釣れる傾向にあるため攻略しやすいと思いますので、今回はメッキ攻略のテクニック等をご紹介しようと思います。

 

キーワードは「トップ」と「ボトム」

メッキを攻略するにあたり、押さえておきたいキーワードは「トップ」と「ボトム」です。ここでのトップは水面、水面直下のことですが、天気や潮位、ベイトの状態によりトップにしか反応しない個体が実は多く存在します。そのことを踏まえて、開始一投目はトップでサーチすることから始めてみましょう。

 

トップの攻略法

トップの攻略はトップウォータープラグが有効ですが、表層のドッグウォークはもちろん、強めのポップ音にも強く反応するため様々な動きを試してみると良いと思います。さらに、意外と有効なメソッドにメタルジグの表層スキッピングがあります。軽量のメタルジグは高速巻きをすると水面に浮上しやすいためその性質を利用し水面直下でメタルジグを引いてくることでメッキに対して効果的にアピールします。私はゼスタのアフターバーナーミニ5~7gをメインに使用しています。リトリーブでしっかりと泳ぎ水面でのスキッピングは水キレ良く扱いやすくオススメです。さらに最近はアジスプーンに直接フックをセットした表層のバジングやミドスト等でも釣れており新たな攻略法が出てきています。

 

ボトムの攻略法

ボトム付近はメッキの回遊ルートとなることが多く、表層で反応が薄いときはヘビーシングミノーやメタルジグ、バイブレーションでボトムを丹念に狙います。ボトムをトゥイッチしていてもプラグの持つ浮力やラインの浮力でトレースコースが上がってしまいますが断続的にトゥイッチし時折フォールを入れることでボトム近辺に回遊する個体を拾うことができます。

 

ライトゲーム用ロッドが最適

メッキゲームは誰でも手軽に始めることができるルアーゲームですがタックルやルアーの選択で釣果に差が出るのもこの釣りの面白いところです。メッキゲームはライトゲーム用のタックルで狙うことになりますが、私は今秋発売のブラックスターTZチューンドのプロトタイプを使用し快適にトゥイッチングゲームを楽しんでいます。

 

ハイシーズンは11月中旬まで

全国的に今年はメッキが多い地域が多く11月中旬までは高活性なメッキと遊ぶことができると思います。その後は活性が落ちますが年明けくらいまでは遊べるエリアがあります。お手軽かつテクニカルなメッキゲームを真剣に楽しんでみるのはいかがでしょうか?

 

奥津剛
大学・大学院で培った魚の生態学的知識を釣りにフィードバックするロジカルなフィッシングスタイルに定評。現在はルアーフィッシングメーカー、XESTAで新製品の開発に携わる。

バックナンバーはこちら