絶対に知っておきたいアジングの「レンジ論」

2014/10/14
総合 テクニック
「回遊レンジ」と「捕食レンジ」の違いを意識していますか?

文=古屋ゆーすけ

カウントダウンが有効なのは間違いない

こんにちは。34フィッシングアドバイザーのゆーすけです。過ごしやすい陽気になり、魚の活性も上がってくるシーズンとなりましたが、皆さん、釣果はいかがでしょうか。今回はアジの「レンジ」について少しお話しをさせていただきたいと思います。アジはタナを釣れ!!などと言われるようにアジングにおいてもレンジを攻略することが釣果アップへの近道になることは間違いありません。いま主流のレンジ(タナ)の取り方といえば、表層からカウントを刻む(時間を数えて水深を予測する)ことだと思います。群れでいるアジを、再現性を持たせて効率よく釣っていくためにはこのカウントダウンでレンジを測るは確かに的確で非常に有効的です。

 

「回遊レンジ」と「捕食レンジ」は違う

さて、今回はこのレンジについて、知っておいて損はないことをひとつお話したいと思います。それは「アジがいるレンジと、アジが捕食をするレンジは決して同じではない」ということです。例えば、表層でライズをしているアジがいたとしても、表層直下を泳ぎ回っているとは限りません。そんな時もありますが、ほとんどの場合、群れのいるレンジから表層のベイトもしくはルアーに向かって一気に下から突き上げる様に捕食し、またその群れのいるレンジへ戻っていきます。アジングで良くあるテンションがフッと抜ける様なアタリ、抜けアタリの原因の多くがこれです。

 

例えばこんな場面では

カウント5でアタリがあったとしても、群れの中の元気のいい個体がそこまで上がってきただけで、そのレンジがドンピシャではないかもしれないのです。もう少し下のレンジに(アジに近い所)ルアーを送り込んでやればもっと多くの個体が反応して来る可能性は充分ある訳です。

 

渋いときほどレンジをシビアに分析すべき

アジの数が多い時にはエサを取り合うライバルが多いため、我先に!!とルアーにアタックしてくることが多いため、レンジもそこまで難しく考える必要も無くなるのですが・・・。しかし、個体数が絶対的に少ない俗にいう『渋い』時にはより、このレンジのシビアさが顕著に出る事が多いです。それ故、34ではスローなアジングを重要視しています。ゆっくりルアーを見せてやる、ゆっくりレンジをキープする事によりアジが捕食できるレンジに長くルアーを置くことができ、それによりアジにルアーをアピールできるからです。

 

34の新作ワーム「キメラベイト」

ちなみに・・・。34から新発売するワ-ム「キメラベイト」は形状的にスローフォールが得意で、レンジにシビアなアジの食性を刺激する新感覚ワームです。ライズしてるのに食わない、あるいはレンジをもっと細かく刻みたいシチュエーションで非常に釣法するはず。興味のある方、ぜひお試しください!

 

古屋ゆーすけ
家邊克己氏が率いるルアーブランド「34」でフィッシングアドバイザーを務める。若手ながら、アジングの知識、経験、テクニックは超一級。アジングの楽しさを広めるために積極的に34主催のイベントにも参加する。

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