アジング「横風」対策講座

2014/11/28
総合 テクニック
「横風」への苦手意識を克服するために知っておきたい「たったひとつのこと」

「横風が吹くと何をしているのかわからなくなる」

34フィッシンングアドバイザーのゆーすけです。今回は以前お話しさせていただいた「ジグヘッドの存在感が分かりにくい」という話をステップアップさせた話になります。それは「横風が吹いている時の存在感の無さと、操作のしにくさ」。この問題もセミナーで非常に多く受ける質問のひとつです。これからの季節は、特に寒さと「風」との戦いになります。風は新鮮な酸素の供給を行ったりベイトとなるプランクトンを運んでくれたりとアングラーの味方になってくれることも多いので、上手く付き合っていきたいものです。

 

解決策は実に簡単。ロッドティップの向きを意識するだけ

でも実際のところ横風に苦手意識をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか? しかし、ご安心ください! これを解決する方法は実に簡単です。それは「風上にティップを向ける」とうことです。実に簡単なことです。できれば「風上にキャストする」をセットするとなお良しですが、まずは風上にティップを向けるところから始めるといいかと思います。段違いで操作感とジグヘッドの存在感が増して、釣りが楽になります。それでもまだ存在感が得られない時には少しずつウエイトを上げてギリギリの調整をして見て下さい。

 

なぜなのか? 犬の散歩に置き換えて考えてみてください

なぜ風上にティップを向けるのか。「犬の散歩」を例に考えてみてください

では、風上にティップを向けると、なぜジグヘッドの存在感が感じやすくなるでしょうか。頭を柔らか~くしてイメージしてください。いま皆さんはリードに繋がれた犬を散歩させています。その連れている犬が自分の右側に走り出したとします。さて、問題です。その犬にブレーキを掛けるためにあなたならそのリードをどちらに引っ張りますか!?

 

ジグヘッドの行きたい方向とは反対側へリードする

そう大正解です! 手に持ったリードを犬が行きたい方向と逆(左側)に引っ張って動きを制しようとするはずです。逆に同じ方向に腕を伸ばせば、どんどん引っ張られてしまいます。ここで話を戻しますと・・・、横風の時のジグヘッドもこれと同じことです。風下にロッドを向けてしまうと、風にラインが引っ張られどんどんジグヘッドは流されてしまいます。逆に、風上にロッドを向けていけば、ラインは帆を張る様に力の均衡が取れるところで止まってくれ、手元にはジグヘッドの存在がしっかり感じられるのです。

 

難しいことに目がいきがちだが・・・

ラインの動きを制してやれば、今まで以上に思い通りにジグヘッドの操作が出来るようになるはずです。ジグヘッドを動かす、操ることに目を向けすぎると見落としがちですが、風や流れ等の不可抗力が働いてしまう時に最も大切なのはラインを操ることなのです。横風の時に何をしているのかよくわからない・・・という方は、難しいこと抜きに是非一度お試し下さい。

皆さんに今まで以上に楽しいアジングが訪れることを願って・・・。

Viva!!Ajing!!

 

古屋ゆーすけ
家邊克己氏が率いるルアーブランド「34」でフィッシングアドバイザーを務める。若手ながら、アジングの知識、経験、テクニックは超一級。アジングの楽しさを広めるために積極的に34主催のイベントにも参加する。

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