冬エギング|絶対知っておきたい5つのポイント

2014/12/17
総合 テクニック
キャスト〜アワセまで、一連の流れを詳細解説。

文=池内修次

キャストからアワセまで。冬イカのテクニックを詳細解説

こんにちは。池内修次です。前回は冬イカ釣りで狙うべき「ポイント」についてお話をさせていただきましたが、今回は「釣り方」についてご紹介していきたいと思います。この時期のアオリイカは秋と違い速い動きには反応しづらくなりますし、積極的に長距離エギを追うということも少なくなります。ではどのようなことを意識すればいいのか? 今回はこれに絡めてキャストから順にテクニック的な部分をご説明していきましょう。

 

【キャスト】「点」ではなく「線」を意識したアプローチを

ではまずはキャストから。アオリイカはシモリやブレイクなどに定位したり回遊したりするなどしますが、先ほどのお話したようにこの時期のイカは秋ほど積極的にエギを追いません。ということは、なるべくポイントに長くエギを置いておくということが大切、つまりポイントに対してなるべくエギを長くポジションキープさせられる方角にエギをキャストすることが大切になるのです。例えば沖に岸と平行に走るブレイクがあったとしたら、正面から投げるよりも斜め方向から投げたほうがイカにエギをより長く見せることができます。正面からではあくまで「点」でしかアプローチできなかったポイントが、斜めに引くことでそれがより長くなり「線」になるというイメージです。

 

【フォール】最初からボトムはNG。最初は中層狙いから

続いてはフォールについて。これは年間を通して言えることですが、実は僕は最初からボトムを取るということはまずありません。それはなぜかというと、秋に比べて活性の下がる冬シーズンや春シーズンなどでもまだまだ十分に活性の高いイカが中層に上ずっている可能性はあり、まずはそういった個体にアプローチしていきたいからです。イージーに釣れる中層の個体をまず釣る、そしてそのあとにボトムの低活性の個体を狙うイメージです。最初からボトムを狙ってしまうと、せっかくイージーに釣れるイカを無駄にスレさせてしまうことにもなりますので、まずは中層から。そんなところを意識してみてください。

 

【アクション】普段やらないこと、人がやらないことを

アクションについては3回シャクって3秒待つのが基本ですが、渋いときはシャクリのリズムを変えてみるのも有効です。1回シャクってひと呼吸おいて、今度は2回シャクってまたひと呼吸、最後にもう一回シャクってというような感じなどです。あるいはエビを意識したパターンですが、ティップをほんの少し動かす程度の微細なシャクリなどを試すこともあります。普段と違うこと、人と違うことを意識的にやってみるのがこの時期は効果的だといえます。

 

【アタリ】強風時でも確実にアタリを取るために

フォールについては、アタリを取りやすいテンションフォールが有利です。この時期は小さいアタリも多く、ラインがほんの少しフケるくらいのアタリ、「あれボトムについた?」などというような微細なアタリも少なくありません。あとはこの時期にありがちな強い北風対策についても少しお話しておきます。風が強いとアタリが取りづらくなりますよね。そんなときにおすすめなのがデュエルの最新ライン「アーマードS」。比重が従来のPEラインよりも高く(比重1.0のサスペンドタイプ)、風に強く糸フケが出づらいのが特徴です。水面下に素早く落ちてくれるので、ずいぶんアタリの出方がよくなります。あとは、よっぽどの強風のときはティップを水中に突っ込んでしまうのも一手ですね。ラインでアタリを取るのではなく、手元でアタリを取っていきます。

 

【アワセ】ひと呼吸置くことで少ないバイトを確実にものにする

最後にアワセについてですが、この時期は0コンマ何秒くらい待ってアワセをするのがいいと思います。数少ないイカのバイトがあったのにゲソカットなんてなるとテンション下がりますからね。バレづらい場所にフッキングするようにひと呼吸待ってからアワセてください。以上長くなってしまいましたが、前編と合わせて読んでいただけると、タフな状況を打開できるヒントが見つかるかと思います。これからますます寒くなるシーズンですが、ぜひ皆さん風邪など引かれぬようエギングを満喫してください。

 

池内修次
エギング歴23年。紀伊半島を中心に攻めのエギング実践。各種ジャークを駆使した派手なスタイルに憧れるアングラーも多い。デュエル、ヴァガボンドテスター。「この時期はデュエルのEZ-Qキャストがよく釣れます。ボトムから少し離してフォールでアピールするように使ってみてください」