《新連載》家邊克己|アジング解体新書 第1章

2015/03/16
総合 テクニック
入門者こそ良いタックルを使うべき。これは家邊克己さんが以前から言い続けてきたことだ。

家邊克己です。新連載記事がスタートしました

こんにちは。家邊克己です。今月からFISHING STATION!で私のアジング連載記事が始まることになりました。ハウツーはじめ、新製品の情報など、私がアジングについて考えていることをなるべく多角的にお伝えし、皆さんの役に立つ情報をお届けしていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

釣り場4割、タックル4割、天候1割、腕1割

早速ですが、今月は「アジングロッド」について新製品の情報と合わせてながらお話していきたいと思います。いきなり驚かれるかもしれませんが、私は「アジングは釣り場が4割、タックルが4割、天候が1割、腕は1割」と考えています。少々驚かれた方もいらっしゃると思いますが、実はこれは真実だと思っています。魚がいない場所や魚が少ない場所でいくらルアーを投げても釣れませんよね。これは私でも同じことです。そして、それはタックルについても同様のことがいえるのです。

 

よくない道具であれば、私も簡単に釣り負けてしまうことでしょう

34ではアジングセミナーを各地で開催していますが、皆さんがお持ちになるタックルは実に様々です。そして中にはエギングロッドのようなロッドを持っていらっしゃる方もいます。そういうとき私は正直にこうお伝えするようにしています。「この竿では私でも釣れません」と(笑)。どんなに釣り場が良くても、どんなに腕が良くても、どんなに条件が整っていても、私でもそのロッドでは良いタックルを使っている人に簡単に釣り負けてしまうと思います。そういった意味で、さきほど「タックルが4割」と書かせていただいたのです。

 

初心者こそ良いタックルを使うべきだと考えています

何の知識もないこれからアジングを始めようという方がいきなり良いロッドを手にすることは(知識的にも金銭的にも)正直に難しいことだと思いますが、それでも私はアジング入門者・初心者ほど良いロッドを使うべきだと日々考えています。初心者の方がさきほどのような(エギングロッドのような)ロッドでアジングをすることは、おそらく陸上の経験のない人が重い鎧兜をつけて100m走を走るようなものだと思います。ただですら経験や知識も少ないのに、そこにダメな道具を使ったら釣れるものも釣れなくなってしまいます。

 

34初の入門用アジングロッドについて

4月に34から発売する「ガイドポスト」というロッドは、そういった私の考えを踏まえて開発した入門用アジングロッドです。価格は18,500円(税別)ですが、なるべく初心者がタックルのハンディキャップを負わないように上位モデルに見劣りしないように作りこんでみました(その分、飾り気などは一切ありません笑)。入門用ということで迷ったりすることがないよう6フィート2インチのワンサイズ展開となっていて、基本的にジグヘッドリグを想定した調子になっています。0.3〜2gまで適合し、速い動きにも遅い動きにも対応できる調子になっています。

 

1000匹のアジを釣ることがロッドを発売する最低条件です

ちなみに34ではロッドを発売するのにあたって最低でも1000匹のアジをキャッチするようにしていますが、今回のモデルもその数字を達成しております。道具が悪いのに「釣れない」となってアジングをやめてしまったら釣具メーカーの人間としてこれほど残念なことはありません。まあ赤字覚悟の商品ではありますが、私自身も普段から使っていて納得の仕上がりになっておりますのでぜひお試しいただければと思います。

 

家邊克己
カリスマ的な人気を誇るアジング界の第一人者。ユーザー目線の分かりやすい解説と豊富な経験に基づくモノづくりが多くの支持を集める。ライトゲームタックルメーカー「34(サーティーフォー)」代表。