アジング|「ラメカラー」が釣れる本当の理由

2015/05/21
総合 テクニック
ラメの目的、効果、量・・・。アジングの定番「クリアラメ」について掘り下げて考えてみよう。

文=古屋ゆーすけ

「クリアラメ」について考える

皆さんこんにちは! 34のゆーすけです。ご当地的なシーズンもありますが、全国的にアジの本格的シーズンが間も無く到来ですね。小型が多いシーズンではありますが、これからアジングを始めたいという方にも最適なシーズンの始まりです。さて、今回は既にバリバリのアジンガーの方にも必見のワームの「カラー」についてお話しさせて頂きたいと思います。ただ、その中でも今回はアジングに極めて有効な「クリアラメ」カラーに焦点を絞って掘り下げながらお話をしていきます。

 

なぜクリアラメ系はよく釣れるのか!?

いきなり話がマニアックな方向に進み驚かれた方もいるかもしれませんが、決して難しい話ではありません。アジングのハウツー雑誌等でも、アジングに有効なワームカラーの代名詞としてこのクリアラメ系が挙げられることは少なくありません。では、なぜクリアラメ系がアジングにおいて有効なのでしょうか? アジの基本的なベイト(捕食対象)を考えた時、そこにその答えのヒントが隠れています。

 

ヒントは「プランクトン」にあります

ナイトゲームの基本的なポイントと言えば・・・外灯下ですよね! そこには、人間の目に見えるか見えないか位の大きさのプランクトンが集まります。そしてアジは懸命にその小さなプランクトンを捕食しにやってきます・・・。もうおわかりでしょうか? アジの捕食対象の小さなプランクトンを、実はこのラメが演出してくれているからこそアジングにおいてラメが有効となる理由なのです。

 

ラメの量は多ければ多いほど有効なのか!?

釣り具店には様々な種類のアジング用ワームがリリースされておりますが、ラメの含有量についても多いものから少ないものまで実に多彩。あれがよいか?これがよいか?と、迷ったりするのもまたアジングの楽しみだと思います。しかしこのラメの量、多ければ多いほど有効とは限りません。先ほどのようなシチュエーションの場合、ラメというのは「プランクトン」をイメージしています。つまり、あくまでも「ラメ」を見せたい訳なのです。とすると、不思議な話ですがラメが多ければ多いほど、ラメの集合体のシルエットが強く出過ぎてしまい、そのラメがそのままシルエットもしくはカラーになってしまうことがあります。たとえば、銀ラメのワームがあるとします。ワームのボディいっぱいにそのラメが散りばめられていると、そのワームは全体が銀色に見えてしまうのです。

 

「ラメ」が主役。ワームはラメを見せるための道具です

あくまでラメは小さなプランクトンの集まりを意識しています。プランクトンを演出するのに、ワームのボディを借りてラメを見せていると言っても過言ではないのです。34のオクトパスに『ぎん』というカラーがありますが、それを手に取って頂く機会があれば、一度光りにかざして見てみて下さい。手に取ってみたときはラメの含有量は非常に少なく見えるかもしれません。しかし、あの少し頼りないかな?位のラメの量が、光にかざして見た時に逆にラメが目立つ事にお気づき頂けると思います。

 

ラメの世界は深い!効果は様々なのです

ただ、今回のお話はあくまでもカラー(ラメ)のイメージの一例です。まだまだラメの深いお話しは盛りだくさんです。次回はこのラメのもう少し突っ込んだディープなお話をさせて頂ければ・・・。ぜひご期待ください!

 

古屋ゆーすけ
家邊克己氏が率いるルアーブランド「34」でフィッシングアドバイザーを務める。若手ながら、アジングの知識、経験、テクニックは超一級。アジングの楽しさを広めるために積極的に34主催のイベントにも参加する。

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