梅雨のエギング|上級者は◯◯を意識していた

2015/07/01
総合 テクニック
ここしばらく全国的に雨模様となる予報。長雨がもたらす水温の低下と濁りを意識すれば、釣果は飛躍的にアップするだろう。

文=遠藤誠也

梅雨シーズンに絶対知っておきたい2つのコト

こんにちは、伊豆烏賊人の遠藤誠也です。皆さん、アオリイカの釣果はいかがでしょうか?私のホームの伊豆では、5月後半から6月にかけて各地で2〜3kgの釣果が飛び交うようになってきました。水温はアオリイカの産卵に適した18~21度になり、藻の生育状況も良好、ペアリングも見受けられるようになってきました。雨の影響で水温の安定する日が短く、尚かつ水色も濁り気味な状況ですが、それでもモンスターアオリイカの情報は多く耳にします。さて、そんな大型狙いのシーズン真只中ですが、今回は「水温の安定」「濁り」、この2つについて解説していきたいと思います。

 

水温が乱高下する梅雨時期こそ「水温の安定」を意識

まずは水温についてです。例えば伊豆周辺の場合、例年7月になると水温が21~24度前後まで上昇してきますが、これは産卵するには申し分ない温度です。しかし天候が崩れると水温は2度ほど一気に下がり、アオリイカの活性も下がってしまいます。 この時期は全国的に梅雨入りし天候が不安定な季節であり、雨の影響で水温やアオリイカの活性が不安定になるのです。ただ、そんな水温の乱高下するシーズンですが、アオリイカはおおよそ3日間水温が安定すると活性も上がり始めます。そこで、この梅雨の時期に意識したいのが「水温の安定」ということになるのです。

 

水温の安定した地域を知るためには?

水温が安定しているかどうかを知るには「情報収集」が必要です。「天気予報」の確認や「各海域の水温」を確認することが重要になります。ただ、私は釣行の際必ず「水温計」を携行するようにしています。それは、各ポイントで自分の目で水温を把握することが1番の情報収集だと思っているからです。もちろん釣行前にここ数日雨が降っていないか、あるいは黒潮の流路がどうなっているかを調べるだけでも十分意味はあります。

 

梅雨前線がもたらすもうひとつのネガティブ要素「濁り」

私が釣行前にもうひとつ重要視しているには、雨が降っている時や雨後の「濁り」です。梅雨時期ということもあり、気候の変化が激しい季節でもあります。そのため長雨が続くとインレット(水が流れ込む場所。川など)が隣接するポイントでは、土砂を含んだ水が海へ流れ込みアオリイカが最も嫌う「濁り」が発生します。雨量が少ない時は別ですが、雨が降っているときや雨後には僕はまずそのようなポイントは選択しません。また、ウネリが入り底荒れしているポイントも同じです。とにかく濁りはアオリイカの大敵ですので、この部分は梅雨の時期、特に意識しておきたいことだと思います。

では次回は来週、産卵を意識した個体の具体的な攻略法について解説していきたいと思いますので、そちらもご期待ください。

 

遠藤誠也
月間釣行回数は、ほぼ20日をキープ。圧倒的な情報量と経験を持つ伊豆半島のスペシャリストであり、トッププロも信頼を寄せる期待の若手アングラー。チーム「伊豆烏賊人(いずいかんちゅ)」所属。

 

使用タックル 
[ロッド] シマノ| セフィアCI4 S806M
[リール] シマノ|ステラ C3000
[ハンドル] リブレ|ウィング78[ライン] デュエル|アーマードF+ 0.8号200m
[リーダー] デュエル|パワーカーボン エギング2.5号
[エギ] デュエル|EZ-Qキャスト ラトル3.5号(イソスジエビ)
[エギ] デュエル|EZ-Qキャスト3.5号(ブルー夜行ゴールドブルー)