家邊克己|アジング解体新書 第3章

2015/07/28
総合 テクニック
家邊克己さんがジグヘッドの重さの選び方を解説。

アジの活性とジグヘッドの重さの関係

こんにちは。家邊克己です。今回の「アジング解体新書」はジグヘッドの重さについて少しレクチャーしてみたいと思います。皆さん、アジングをするときジグヘッドの重さはどのように決めていらっしゃいますか? 「飛距離」「レンジ」など、様々な要素をお考えのことと思います。もちろんそれはひとつの正解ではあるのですが、今回は皆さんにひとつ知っていただきたいことがあり、このテーマを選びました。それはアジの「活性」でジグヘッドの重さを変えるということです。

 

【アジの活性が高い場合】奪い合うようにエサを追う

では具体的にご説明していきましょう。アジは活性の高い低いによって、ベイトやルアーの「食い方」が変わります。高活性のとき、アジは群れ全体の活性が高まっているので“奪い合いように”バイトします。こうしたときアジはリアクションでバイトしてきますので、さほどジグヘッドの重さを意識しなくてもいいのです。そういったときは飛距離やレンジを優先してジグヘッドの選んでいくのがひとつの正解だといえます。

 

【アジの活性が低い場合】ただ口を開けてエサを捕食する

それでは活性が低いときはどうでしょうか? 活性が低いときは、活性が高いときのように奪い合って食うということはありません。活性が低いアジはアミなどの遊泳力に乏しい小さなベイトが溜まっている場所にいますが、積極的にエサを追うことはしません。なぜならアミのようなベイトはただ口を開けていれば食えるからです。ただ、こうしたアジを釣るのには少しコツがいるのです。

 

アミの群れの中に長時間ルアーをとどまらせるために

活性の低いアジを狙うとき、ジグヘッドは基本的に軽くする方向で考えます。アミなどについたアジはアミの群れの中でただ口を開けてベイトを捕食していますから、ジグヘッドを可能な限りアミの群れの中に長時間とどめておかないと食ってくれません。重いジグヘッドではどうでしょうか? 「ストン」と落ちてしまい、やる気のないアジは見向きもしてくれません。そこで可能な限り軽いジグヘッドで口を開けているアジの目の前に少しでも長くルアーをキープさせるという訳です。

 

サビキ釣りは“究極のアミパターン”

これについては「サビキ釣り」を考えてみるといいでしょう。サビキ釣りはコマセ籠からアミ(コマセ)を撒いてその中にサビキを入れるので、比較的簡単にアミの中にサビキを長時間入れることができます。初心者でもサビキ釣りであれば割と簡単に魚を釣ることができるのはそのためで、そうした意味ではサビキ釣りは“究極のアミパターン”であるといえるかもしれません。これはルアーで狙う場合でも基本的には同じです。ワームを長時間アミの中にルアーをとどまらせることが大切なのです。活性の低いアミなどに付いたアジは積極的にエサを追いません。そんなときはぜひ軽いジグヘッドで可能な限り長時間ベイトのいるレンジに長くルアーをとどまらせることを意識してみてください。

ちなみに34のジグヘッドは非常に細かい間隔でウェイトを刻んでいますが、それもこうした細かい状況に対応するためです。ぜひそちらも一度チェックしてみてください。

 

家邊克己
カリスマ的な人気を誇るアジング界の第一人者。ユーザー目線の分かりやすい解説と豊富な経験に基づくモノづくりが多くの支持を集める。ライトゲームタックルメーカー「34(サーティーフォー)」代表

34のジグヘッドのラインナップ

 

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