山内勝己|東京湾ナビゲーター 11月編

2015/11/16
総合 テクニック
シーズン後半、山内さんはランカー量産体制に。ゴマカシの効かないシーズンだからこそ、丁寧に探ることが求められる。

文=山内勝己

ハイシーズン後。絶対知っておきたい晩秋シーバス攻略法

こんにちは。山内勝己です。11月に入り、秋のハイシーズンもこれから終盤を迎えます。ハイシーズン、皆様はシーバス釣りを堪能されましたでしょうか?9月後半あたりから10月までは、ベイトを追って河川に入ってきたシーバス、産卵前の荒食いのシーバスと、メジャーフィールドでは良い時は二桁安打など当たり前、そんな爆発的な釣果もあるのがこの秋のハイシーズンになります。11月に入ると確かに魚の数が減ってきて、今まで釣れ盛っていたフィールド・ポイントの反応が薄れてきます。ただ、たからといって早々と見切ってしまうのはまだ早いです。

 

この時期のシーバスたちは「変化」に集まっている

シーバスが着く場所、地形の変化であったり流れの変化、レンジとしっかりとイメージしてルアーを通すことでしっかりとバイトが出ることが多くあります。地形の変化であれば、ブレイクやカケアガリ、また沈み根がある様なストラクチャー周りにもしっかりとシーバスは着いています。流れの変化であれば、流れが絞れて強くなる流れの筋、またカーブや馬の背周りなどの流れの変化のある場所でもまだまだ魚は出ます。また、河川と言えば一等地となる橋の明かりから出来る明暗部、これに対しては明暗の境目のラインと他の要素の複合点、例えば外灯の影や潮目などの流れの筋、ブレイクラインやストラクチャーなど、ポイントとなる要素の複合点を丁寧にしっかりと攻めることでバイトが出だすことは多くあります。

 

ゴマカシの効かないシーズン。ルアーローテはフルで行う

これらのポイントに対して、ルアーローテーションによってしっかりとレンジを刻み反応のあるレンジを探すことが大事です。それと私はルアーのシルエット(細いタイプ・ワイドなタイプ)、アクションも強波動な物と微波動なもの、これらのローテーションも加えてあげると反応の出方が大きく変ります。このように攻める場所、攻め方などしっかりと明確にイメージして丁寧に探ってあげる事が釣果に結びついてきます。ハイシーズンでは、やる気満々のシーバス相手で多少アプローチの的が外れても反応が得られますが、いま一度丁寧な釣りで振り返ってみるのもこのシーズンの楽しみではないでしょうか。11月はサイズが出るチャンスでもあります! フィールドに立ちしっかりとアプローチの仕方を考えて答えを出す、シーバス釣りの面白さでもあるゲーム性、また自己記録更新も狙って11月という落ち目のシーズンに思えますが、シーバス釣りを楽しんで頂きたいと思います。

写真の魚については、1、2枚目が流れの筋の複合点で出たランカーサイズ(ロンジン|レビンライト)。2〜5枚目が流れの筋で当たりレンジを探し、ガッツリと気持ち良くバイトしてきたシーバスです(ダイワ|レイジースリム88S-HV)(ダイワ|ソラリア)。

 

山内勝己
最低週3回の釣行を欠かさず、膨大なデータに基づいた旬な情報を皆さんにお届けする本企画のナビゲーター(案内人)。東京湾のシーバスシーンでいま最も注目を集めるアングラーのひとりで、論理的なスタイルと謙虚な人柄から多くのファンを持つ。ロンジン・フィールドテスターを務め、他にも数多くのメーカーのサポートを受ける

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タックルデータ
[ロッド] ダイワ|モアザンAGS 93ML[DEMON POWER COMMANDER]
[リール] ダイワ|セルテート2510PE-H
[ライン] ダイワ|モアザン12ブレイド 0.8号
[リーダー] ダイワ|モアザンリーダーF 20lb. 
[ルアー] ロンジン|レビンライト
[ルアー] ダイワ|レイジースリム88S-HV 
[ルアー] ダイワ|ソラリア