春イカ|釣果を劇的に変える「4つの新常識」

2017/04/17
総合 テクニック
次の休みに即実践できる4つのメソッド。

人と同じことをしていては、人並み以上の釣果は望めない

すっかり春らしくなってきました。皆さん釣果はいかがでしょうか? 私のホームの伊豆では、月後半から水温が14〜15℃。水温の下がり出しが遅かった昨年秋冬の季節パターンが完璧にずれ込む感じになっています。水温がバラついて安定せず、そこに天候不順も重なり、ポイントや潮流を読み違えるとノーバイト・ノーフィッシュとなることも。また昨年と異なり黒潮の影響がなく、湾奥はそれほど水温も高くない状態が続き、釣果はなかなか安定しない傾向。黒潮の分流が当たっているわけではいないので本調子になるのはもう少し先と予想しています。

ただ、いよいよここ最近は良型のアオリイカが釣れ始め、春シーズン開幕の兆候もあります。所々では単発ではありますが、3月はキロアップから場所によって2kgアップも混じるようになりました。現在、伊豆の沖では水温が16度台あると漁師さんも言っていましたので、アオリイカも徐々に接岸の準備態勢に入っていくものと思われます。

 

【1】デイゲームか、ナイトゲームか
ここからは4月のメソッドについて解説していきたいと思いますが、今回は大きく4つの即実践可能なメソッドを用意しましたので順にご説明していきます。まずひとつ目のキーワードは「釣りをする時間帯」について。季節の変わり目のこの時期ですが、冬と春でエギングのパターンは何が異なると皆さんはお考えですか? 色々と違うことはあると思いますが、大きく冬はナイトゲーム」、「春はデイゲーム」と分けることができると思います。そして、冬とも春ともいえるのがこの時期。とすると、“デイでもナイトでも釣れる”のがこの時期ともいえますが、“デイ狙いかナイト狙いか絞りづらい”シーズンだともいえるのです。この時期はすぐに「ナイトゲーム」「デイゲーム」と絞り込まず、どちらもしっかりチェックしているアングラーが釣果を伸ばすのはそのため。昼も夜もどちらもチェックするのが理想的なシーズンなのです。冬のパターンを引き継いでナイトゲームだけ、春だからデイゲームだけ、という考えを捨てると、いままでにない釣果が得られるかもしれませんね。

 

 【2】ベストな立ち位置は日々変わる
続いてのキーワードは「立ち位置」。釣り座についてです。岸から沖に真っすぐ伸びる長い堤防を1つ例に挙げてみます。堤防の付け根から 3人が並んでエギング開始したところ、岸から一番遠い釣り座の人が良く釣り、岸に近い人、堤防真ん中に位置したアングラーはノーバイトでした。ただこの時期は、その翌日は岸に近い釣り座が圧倒的に良く釣れ、その次は真ん中だったという事があります。それはなぜでしょうか? 潮の流れも影響していますが、私はこれは烏賊の接岸位置によるものと考えています。暖かい潮が岸に寄ってくるこの時期は、堤防の先端と付け根で水温が大きく異なることがあります。もちろんそれは堤防に限らず、磯やその他の場所でも同じことがいえます。つまり、同じ堤防、同じ漁港、同じ磯でもベストな場所があり、それは日々変わって行くのです。前回良かった場所が、次回に良い場所であるとは限りません。柔軟な判断・行動で、同じポイントの中でもっともベストな立ち位置を見つけてみてください。

 

 【3】「水温上昇=釣れる」訳ではない
三つ目は「水温」この時期の水温は暖流である黒潮の動きと密接に関係しています。黒潮が岸に寄れば水温が上がり、離れていると水温は下がります。私のホームでこれまで浅場での釣果があった水温は15℃台、15℃台を下回ったり雨等で水温が不安定になったりすると釣果は激減しました。現在水温では14〜16℃はありますが、15℃でも12℃でも水温が安定すれば釣れます。今後は15度℃台でしばし安定すると考えますが、水温が安定しているポイントはやはり高確率で釣れると考えています。しばしば「水温が上がったからイカの活性が上がる」という話も聞きますが、「高ければ釣れると言うものではない」のです。アオリイカは安定した水温の場所を求める生き物です。水温の高い場所より、安定した場所。これが私がこの時期、特に強く意識していることです。

  

【4】藻や漂流物の動きに最新の注意を
流れの変化、地形の変化、水深の変化・・・。釣りは「変化」を釣るといっても過言ではありません。そして、それはこの時期のエギングにも同じことがいえます。例えば、漂流物の動き、海藻の倒れている方向、生き物の有無、鵜の有無など、ちょっと周囲と違う所はアオリイカの付き場となっていることが多くあります。漂流物や海藻の動きは潮の流れる方向の変化を、生物の有無は海水温の変化を、鵜の有無はベイトの有無を教えてくれます。そうした視覚的情報から「変化を見つけ出す」→「イカの付き場を探す」という作業が、釣果アップに役立つのは言うまでもないでしょう。また、視覚で得られる情報以外にも、アクション中にエギが軽くなったり重くなったりすることに気がつけば、潮流の変化を見つけ出すことができます。変化の多いシーズンの過渡期、ささいな変化に気づくくか気づかないかで、釣果が大きく変わることもあるのです。
最後になりますが、この時期、地域によっては伊勢海老の刺し網漁が多く実施されています。これを巡って漁師さんとトラブルになることもありますので、網の有無をしっかり確かめてから釣りをするようにしてくださいね。もちろんエギの無用なロストを防ぐためにも、ですね。それでは、また。

  

使用タックル
[ロッド] ゼスタ|アサルトジェットクラウドサーフ90 
[ロッド] ゼスタ|ウィードコースト80
[リール] シマノ|バンキッシュC3000SDH
[ライン] デュエル|アーマードF+ Pro 0.6号
[リーダー] デュエル|TB CARBON 2.5〜3.0号
[エギ] デュエル| EZ-Qダートマスター3.5号
[エギ] デュエル| EZ-Qキャスト ランガン3.5号
[エギ] ヨーヅリ| パタパタQスロー 3.5号