奥津剛|意外と簡単! クロダイのボトムゲーム

2014/06/17
総合 テクニック
クロダイゲームが開幕。根掛かりしない程度のスピードで、しっかりボトムにコンタクトさせて狙う。

文=奥津 剛

これからが最盛期のチヌゲーム

水温が上昇しはじめるこのシーズンは魚類の動きが活発になり、様々なターゲットを狙うことができるシーズンに突入します。私の大好きな釣りの一つであるライトゲームは様々な釣りものが増え非常に楽しいシーズンの到来です。主にメバルやアオリイカなど多くのターゲットを狙い釣り場をウロウロしますが、ここ数年は夕方から夜間はクロダイをメインターゲットとしていることが多い傾向にあります。その理由として仕事上がりに手軽にチャレンジできること、魚のファイトが意外と強く楽しめることにあります。今回は意外とお手軽、簡単なクロダイゲームにスポットを当ててメソッドを御紹介したいと思います。

 

キビレがメインターゲット

ルアーで釣れるクロダイというと大きく2種類存在します。一種は一般的なクロダイ、そしてキチヌ(キビレ)です。今回ご紹介するボトムゲームでのクロダイは主にキビレに焦点を当ててご紹介しようと思います。その理由として動くものに対して強い興味を示すキビレはボトムゲームで実に手軽に釣ることができるためで入門しやすい個体と言えるからです。キビレですが我々の生活圏にかなり近い河川や護岸周りに生息しています。満潮時に海水の影響を受けるエリアであればかなり上流まで遡上しベイトである底生生物や付着生物を捕食します。特に夜間は底生物が海底から出てエサをあさるためキビレもそれを狙って捕食するため海底付近への意識が強くなりボトムゲームが非常に有利になります。

 

リグをキャストして巻くだけ!

狙い方はいたってシンプルです。ボトムゲーム用のリグ(ゼスタ ブラックホーク)をキャストし、水深が5m未満であればその場からテンションフォール、5m以上ある場合は中層付近からテンションフォールを行い着底バイトを誘います。その後、ハンドル1回転1秒のペースで巻くだけです。リーリングの速度が重要で根掛かりしない程度のスピードで巻き続けることがコツです。ボトムゲームだからと言ってボトムを完全にズル引きするわけではなくボトム付近をリグが通過するイメージです。

 

今後はマゴチなども交じって楽しめる

バイトは明確に出ることが多く、即合わせというよりも魚の重みが乗ったタイミングでスイープにアワせれば問題ありません。あとは魚の引きを楽しみながら無理せずネットを使ってランディングしてください。とにかく一定のスピードで巻く、ボトム付近をトレースできていればチヌに近づけると思います。これからが最盛期!水温が上昇するとチヌ以外にもマゴチ等のフラットフィッシュなどの反応も良くなりますので様々な魚種を釣ってみるのも楽しいと思います。今年の夏はボトムゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

奥津 剛
大学・大学院で培った魚の生態学的知識を釣りにフィードバックするロジカルなフィッシングスタイルに定評。現在はルアーフィッシングメーカー、XESTAで新製品の開発に携わる。

 

使用タックル
[ロッド] XESTA|ブラックスターS78
[リール] スピニング2500番
[ライン] PEライン0.4〜0.8号
[リグ] ゼスタ| ブラックホーク3、5、7、10g